ABOUT

高知屋は「鰹の國」と呼ばれる中土佐町久礼で1921年(大正10年)に創業しました。当時は近所に鰹節工場が数軒あり、祖父母はその鰹節と地元でとれた天草を使って鰹だしのおつゆで食べるところてんを作るようになりました。「大事なのは、水・天草・鰹節」という教えは祖父母から父と母へと受け継がれ、幼い頃からところてん作りを手伝ってきた私にもしっかりと刻み込まれています。久礼の鰹節工場がなくなり、漁師の数も減少していますが高知産の鰹節や天草にこだわり、自分自身の目と手と味覚に厳しく向き合いながら変わらぬ味を、鰹の國の食文化を、守っていきたいと思っています。全国のみなさま、鰹の國だからこそ生まれたところてんを、ぜひ一度ご賞味ください。